福井で物流代行を検討するなら|3PLとの違いと外注の範囲

「物流代行」「3PL」といった言葉で調べているとき、たいていは先に具体的な困りごとがあります。出荷は増えたのに配送に回す人がいない。自社便の車両費と人件費が重い。担当のドライバーが辞めたら来週から回らない——。

福井県で1t車専門の運送会社をしている宮木商事にも、こうしたご相談が入ります。この記事では、物流代行と3PLがそれぞれ何を指すのかを整理したうえで、倉庫ごと一括で預けなくても解決できる範囲について書きます。

結論:倉庫ごと預けなくても、配送の部分だけ外に出せます

物流を外に出すというと、倉庫での保管から在庫管理、梱包、配送までを一社にまとめて任せる形を思い浮かべる方が多いのですが、それが唯一の方法ではありません。

実際にご相談をいただくと、困っているのは倉庫ではなく「運ぶ人と車」の部分だけ、というケースが少なくありません。倉庫は自社にある。在庫も自社で見られる。けれど配送に人を割けない。この場合、物流の仕組み全体を組み替える必要はありません。

先にお伝えしておくと、弊社は倉庫を持っていません。保管や在庫管理まで含めて一括で請け負う3PLの形ではありません。お引き受けするのは配送と、その現場でつながる付帯の業務です。

物流代行と3PLは、どこが違うのか

同じ相談の場で並べて使われますが、指している範囲が違います。

  • 物流代行——物流業務の一部または全部を外に出すこと全般を指す広い言葉です。配送だけを外注するのも物流代行に含まれます。
  • 3PL(サードパーティ・ロジスティクス)——荷主でも運送会社でもない第三者が、物流全体を設計して一括で請け負う形を指します。倉庫での保管、入出荷、在庫管理、流通加工、配送までをひとつの契約にまとめるのが典型です。

つまり3PLは物流代行の一形態であって、同義ではありません。ここを分けて考えないと、「配送の人手が足りない」だけの話が、物流全体を組み替える大がかりな検討にすり替わってしまいます。

3PLがはまる会社と、そこまで要らない会社

3PLは、物流そのものを自社で持ち続ける理由が薄い会社にはよく合います。倉庫の家賃も庫内の人員も抱えなくて済み、繁閑の波を相手に吸収してもらえます。

一方で、次のような会社では過剰になりがちです。

  • 倉庫や置き場を自社で持っていて、それ自体は困っていない
  • 在庫や品番の事情が細かく、社内で見たほうが早い
  • 1回あたりの荷物が大型車を仕立てるほどの量ではない
  • まず来月からの配送を回したい、という時間軸で動いている

3PLは仕組みを引き渡す契約なので、立ち上げに時間がかかります。今すぐ埋めたい穴が「配送」なら、そこだけを切り出して外に出すほうが早く、戻すのも簡単です。

配送の部分を外に出すと、どこまで任せられるのか

弊社の定期便は、曜日・時間・頻度・取扱商品・業務内容に合わせて契約内容をカスタマイズします。決まった型に荷物を合わせていただくのではなく、いまの出荷のかたちに車を合わせます。

また、納品先での品出しや在庫補充まで承っています。荷物を降ろして終わりではないので、「配送のあとに誰かが行かないと棚が埋まらない」という手間が残りません。運送会社に頼むと運ぶところで切れてしまう、という懸念はここで解けます。

結果として、自社で車と人を抱えないまま配送網を広げられます。ドライバーの採用も、車両の維持も、代わりの手配も要りません。定期便を任せる考え方そのものについては、運送会社に定期便を任せるメリットとは?もあわせてご覧ください。

弊社が保有しているのは1t車(ハイエース・キャラバン等)5台です。積載量は1tまでで、それを超える荷物はお受けできません。逆に言えば、大型車を仕立てるほどではない量を、こまめに何度も運ぶという形が得意な範囲です。トラックでは入りづらい納品先にも着けられます。

なお、定期便に距離の制限はありません。福井県内や北陸三県だけでなく、大阪・名古屋・東京方面の定期便も承っています。

相談する前に整理しておく4つのこと

次の4つが分かれば、その場でおおよその費用まで回答できます。すべて確定していなくても構いません。

  • 頻度と曜日(毎日か、週2回か、月何回か。時間帯も分かれば)
  • 1回あたりの荷量と荷姿(パレット何枚、段ボール何箱、長さのあるものが含まれるか)
  • 立ち寄り先の数と地域(1日に何件回るか。件数が多いほど時間制のほうが合います)
  • 積み下ろしと付帯作業の範囲(ドライバーが降ろすのか、品出しや在庫補充まで頼みたいのか)

逆に、この4つが決まっていないまま複数社に相見積りを出すと、条件が揃わず比較になりません。まず自社の配送を書き出すところから始めてください。

費用の目安

定期便は内容に応じたお見積りになりますが、実際の契約例を挙げます(いずれも税別)。

内容目安
嶺北エリア定期便(月〜金 8-17時・20件前後・品出し込み)3〜4万円 / 8時間
福井県 → 石川県 定期便(週1回)2〜3万円 / 回
時間制(4時間)25,000円
時間制(8時間)35,000円
距離制(〜50km)15,000円
距離制(〜500km)72,000円
  • すべて税別です。待機や付帯作業が発生する場合、お客様のご指示で高速道路を使用する場合は別途申し受けます。
  • 定期契約は割引もご相談ください。
  • 距離制・時間制の全区分はサービス案内に公開しています。

補償は対人対物保険が無制限、貨物保険は1,000万円まで。安全性優良事業所(Gマーク)の認定も受けています。外に出したあとで品質が落ちては意味がないので、ここは公開しています。

よくあるご質問

倉庫での保管や在庫管理もお願いできますか?

弊社は倉庫を持っていないため、保管そのものはお受けできません。お引き受けするのは配送と、納品先での品出し・在庫補充といった付帯の業務です。保管まで含めて一括で預けたい場合は3PL事業者が適しています。

毎日ではなく週1〜2回の配送でも定期便にできますか?

できます。曜日・時間・頻度に合わせて契約内容を組みます。週1回の県外定期便も実際に承っています。

自社便をやめて切り替えたいのですが、いきなり全部は不安です。

一部のルートだけから始めていただいて構いません。1t車5台の範囲でお受けできるかを含めて、まずは現状の配送内容をお聞かせください。

まだ検討段階で、社内も固まっていません。

その段階でのご相談で問題ありません。頻度・荷量・立ち寄り先の数が分かれば費用感をお伝えできます。進め方はご利用の流れにもまとめています。

どこまで外に出すか、話しながら決めましょう

物流代行という言葉は範囲が広く、どこまで頼めるのかが分かりにくいままになりがちです。頻度・荷量・立ち寄り先・付帯作業の4つをお聞かせいただければ、お受けできる範囲とおおよその費用をその場で回答します。お受けできない部分があれば、はっきりそうお伝えします。

受付 24時間365日

080-6350-0800

固定電話 0776-23-0888/FAX 0776-23-7000
日中は外出していることが多いため、携帯電話へおかけいただくと確実です

お電話が難しい場合はお問い合わせフォームからどうぞ。24時間受け付けており、内容を確認のうえ担当の宮木より折り返しご連絡いたします。サービスの詳細はサービス案内をご覧ください。

Back to top